10月30日(金) すずらん組クラス日誌・井藤
年長最後のハイキング!十三峠ハイキングの日がやってきました。お部屋で簡単な地図を見せて、こんな道を歩いていくよ〜。と、お話ししていると、「奈良近いな!」と余裕に感じている子が多かったです。どんなハイキングになるだろうと私も楽しみにしていました。朝、幼稚園に来たみんなは、いつも通り元気一杯。奈良まで歩くぞー、と気合を入れて出発しました。はじめは、ず〜っと喋っていて、先生tらちから「体力温存しないと」と心配されるくらい元気モリモリでした。歩いていると見えてくる山に「あれに登るんやで〜」と伝えると「遠っ!」と驚いていました。一つの休憩所までで、へとへとになってしまった子どもたち。そんなみんなに元気の源「ラムネ」でエネルギー補充です。復活すると次は山の入口まで歩きました。うたったり、どんどん小さくなる町の景色をみたりして、ぐんぐん坂道をのぼりました。神立のお地蔵さんに「みんな無事に十三峠越え出来ますようにとお願いしました。そしていよいよ山の中です。お疲れモードだった子も、山を見ると「元気出てきたー!」と復活していました。さすが聖光っこです。山の中ではドングリ拾いやサワガニさがしを自由に楽しみました。アケビを見つけた子は、先生おいもある〜!と見せてくれました。自然の実りを拾ったり見たりしながら、ぐんぐんのぼりやっと水呑さん到着です。みんなの頭の中はカレーでいっぱい。水呑地蔵さんにもお参りをして、いよいよご飯の時間です。配り終るとすぐに「おかわり〜」の嵐でおかわりが列ができました。「先生おかわり、あと一回?」と最初のお約束を思い出しながら並んでいました。みんなたくさん食べて「充電100%や〜」と大復活です。みんなのやる気にハヤピーからじゃあ、もっと上に登ろうと別ルートの提案が、すこしあがったところにもっと景色が見えるところがありました。そこにはイノブタさんがドングリをさがしたあとが。子どもたちも「ほんまに動物さんいてるねんな〜」とびっくりしていました。いろんな発見をしながら山道を抜けると、奈良との県境、十三峠のところのトンネルが。みんな奈良まで歩くことができました。秋の実りは、山の中だけでなく、奈良の道にもたくさんありました。先生方がよじのぼり取って、子どもたちに採って見せて下さいました。そしていよいよゴールです。すご〜く長い道のりでしたが、最後まで全力で楽しんで歩ききる事が出来ました。普通ではなかなか経験が出来ない十三峠越えハイキング。こどもたちの体も心も大きく成長させてくれました。この経験は大人になっても大切な思い出にして欲しいです。本当にすごい事を成し遂げた子どもたちに拍手!。よく頑張りました。ハイキングにおいて、背中を押して下さった保護者の皆様ありがとうございました。お手伝いして下さった先生方、無事に帰ってこられたのは先生方のお陰です。ありがとうございました。