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11月1日(金) ひまわり組クラス日誌・井藤
今日は年長最後のハイキング“十三峠越え”の日でした。ひまわりぐみ、すずらんぐみ全員揃って行く事ができました!前日までは、まだ想像できず、ぽわ〜んとしていた子どもたちでしたが、朝来ると自然に頑張ろう!と言っている子もいてみんな張り切っていました。園を出てからは、ずっと道路を歩いて行きます。何回もハイキングに行っている成果で、楽しくおしゃべりしながらでも、すいすい歩いていくことができました。途中でお母さんたちの応援があり子どもたちの疲れも吹っ飛んで元気いっぱいになりました。登り口まではとても急な坂道なのですが、自然とうたを歌ったり登っては景色を見て驚いたり珍しい草木・花をみたりしていると楽しく登っていけました。いよいよ山の中に入っていくよ〜と言うと「なんか暗い」「恐くない?」と薄暗い雰囲気に圧倒され気味の子どもたちでした。「大丈夫大丈夫!」と中に入ると大きな木に囲まれヒンヤリと気持ちよく感じました。すぐに日が差し込んで「トトロ出てきそう♪」と笑顔になりました。今年は倒木の影響で変則的になりましたが、サワガニの川ではじっくりとサワガニを探すことができました。赤ちゃんガニも見つけて、最初はビクビクしていたみんなですが、勇気をだして触ることができました。すずらんぐみと交代してドングリ拾いに行きました。ドングリ拾いも止まって、草の中をみる時間がたくさんあったので、じっくりと楽しむことができました。この頃には「カレーはまだ?」「先生早くカレー食べたいな〜!」と頭の中はカレーになっている子どもたちでした。登り口まで戻りバスで水呑みまであがると、先生方がカレーを用意して下さっていました。待ちに待ったカレーはいつも以上においしくて自然と笑顔になっていました。おかわりは長蛇の列です。みんなお皿が白くきれいになるまでカレーを食べていました。でもそのかわりみんなの白い服は黄色のシミがたくさん付きました。それも一つの思い出だなと思います。カレーを食べたら元気100%です。みんなのテンションも一段と上がりました。そしていよいよ奈良に向かって最後の山道を歩いていきました。途中では景色がとっても綺麗に見えるところで、お家の人に聞こえるくらいの大きい声でヤッホーをしました。すると小さくヤッホーとかえってきました。「えっ?」と一瞬なりましたが「すずらんぐみや!」と先に進んでいるすずらんぐみさんのヤッホーは山びこのように聞こえてきたようです。そしていよいよ十三塚につき奈良に到着しました。「トンネルの向こう側が大阪でこっちが奈良県だよ」と説明すると、じゃあ、トンネルの中は何県??と子どもたちから質問が。途中まで奈良かな〜?とあいまいなことを言っていると奈良大阪県やと言う子もいました。子どもの発想はとても面白いです。バスに向かうまでの車道では、珍しい草花がいっぱいでした。ハヤピーや先生、カメラマンがとって下さったのを嬉しそうに持っていました。カラスウリも無事に発見することが出来ました。そしてバスの待つゴールに着き、最後はみんなでバンザーイ!年長全員で大きな山を越えることが出来て本当に嬉しいです。みんな、と〜〜〜ってもよく頑張りました!例年とは違う十三峠ハイキングでしたが“秋”を深く知り感じる事が出来ました。こういう楽しさがある山は、子どもたちにたくさん良いものを教えてくれました。子どもたちの体調面、精神面を支えて下さったおかげで、みんな揃って行く事が出来ました。保護者の皆様本当にありがとうございました。そしてハヤピーをはじめ付き添って下さった先生方、ゲガなく無事に峠越えができたのは、先生方の支えがあったからこそです。ありがとうございました。 |
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