その2
ドロンコ遊び楽しいね
2月20日(火) すみれ組クラス日誌・坂口
今日は、リハーサルの為、バスコースのみ30分遅れの降園となりました。その分遊ぶ時間も長くなり、弁当後もみんなゆっくり遊ぶ事が出来ました。今日もいつものように「先生、先に外に行ってるからあとから来てや〜」と誘いの声がありました。そして机など片付けていると、「すべり台の所におるから〜」と、また連絡が…。外に行ってみると、いつもは年中の男の子達が穴を掘って遊んでいる場所にみんなが大きなスコップを持って集まっていたのです。「何してるの?うわぁ〜、すごいドロドロだね〜。はまって落ちたら大変なことになっちゃいそう。気を付けてね」と言うと、「ドロドロおもち作ってんねん」「きのこのおもちと、葉っぱのおもちと、のりおもちと、あんこのおもちやで〜」とニコニコ笑いながらスコップをきね代わりにして、頭の上から振りかざして「ペッタン」「ペッタン」と。その度に泥がピチャッと飛んで、服や靴にペタッ!くっ付いてしまい、みんなもドロドロになっていました。今日は天気が悪く冷たい感じがしましたが、子ども達は季節や天気などにおかまいなく、その時の気分や環境によって、どんな遊びでも始めるもので、今日はたまたまこの“ドロドロおもち作り”の遊びになったというわけでした。明日は、どんな新しい遊びが誕生するのでしょうか?楽しみです…。


リハーサル見学
2月20日(木) たんぽぽ組クラス日誌・池川
今日は子ども達と他のクラスのリハーサルを見学しにホールへ行きました。まず、ゆりぐみさんの「おおかみと七匹のこやぎ」を見せて頂きました。子ども達もよく知っているお話なので喜んでいました。そして始まるとお話の中へすいこまれていき、みんな真剣な目をしてじっと劇を見ていました。見終わり、部屋へ帰ってくる時に劇中の歌『オオカミなんかこわくない…』と口ずさむほどでした。その後、あやめぐみさんの合奏を見せて頂きました。子ども達にとって、お兄ちゃん、お姉ちゃんの合奏を見るのは初めてで、これもまたみんな目を大きくして、じぃ〜っと合奏を見ていました。合奏が終わった後も子ども達は「お兄ちゃん達……」と嬉しそうに話をしていました。今日のリハーサルを子ども達はとても楽しんでいました。

2匹の子ぶた?!
2月20日(木) ばら組クラス日誌・寺田
今日はリハーサル最終日ということで、もうチャンスがないので、すずらんぐみ・ゆりぐみと2クラス分も劇を見に行きました。「ピーターパン」と「7匹の子やぎ」で、子ども達は口を開けて見ていました。おもしろかったのが、何を勘違いしているのかAくんがゆりぐみの林田先生に「せんせー、2匹の子ぶたありがとう!(劇を見せてもらって)」と言っていたことです。2匹でもなく、ぶたでもありません。とてもかわいらしく、発表会リハーサルでバタバタと忙しくなりがちですが、フッと気の抜けた楽しい勘違いでした。


頑張ろうなっ!
2月20日(木) ひまわり組クラス日誌・藤井
今日は、歌・劇・合奏、本番に向けての通しのリハーサルでした。心配していた通り、劇は話が流れず、相手役がいない子達は舞台の上で、どうしていいのか分からず困惑するばかりでした。体調を整えてリハーサルに参加してくれた子達も頑張ってくれました。でも、それでも心配な気持ちを隠せないようで戸惑っているようでした。思わず、「どうしよう…発表会できるかな…」とひとり言のようにつぶやいた時、目の前で聞いていたAくんが「そんなんゆうたらあかん!」とビシッと一言。Aくんは笑っていたけどこの一言に重みを感じました。「そーやんな、そんなことゆーたらあかんな〜」と言うと「うんうん!」とうなずいてくれました。これから合奏するみんなの顔は、“頑張ろう!”という気持ちでいっぱいでした。気持ちを切り変えて、「よし!頑張ろうな」と気合を入れてリハーサルを終えました。私ばかりではなく、舞台の上に立った子ども達の方が、よほど不安で心配だったことか。それでも最後まで頑張ったみんなに、心から“有難う”の気持ちでいっぱいです。正直不安は消えません。でも子ども達の力を信じて、風邪でお休みしている子ども達が元気になってきてくれた時、思い切り楽しめるように、笑顔と受けとめる気持ちと、そして大きな舞台を用意しておこうと思います。


ペンペン草って知ってる?
2月21日(金) あやめ組クラス日誌・加藤
朝、ペンペン草を持ってきた子がいて、お姉ちゃんに教えてもらったといって音を聞かせてくれました。私も子どもの時に母親から教えてもらってたのでとても懐かしかったです。草を耳のそばによせて音に耳をすましてる姿はとてもかわいらしく思いました。ペンペン草はずっと昔から、ペンペン草といわれて伝えられていることもおもしろく思いました。大人になってしまうと道端に生えている雑草や花を見つけても、「ああ、生えているな」と思うだけでたいして気にも止めないのですが、子ども達のおかげでよく見たりさわったり心を動かされることがあります。そういう機会を子ども達が作ってくれていることを有難いなと思います。