その3
いのちってどーいう事なのかな?
4月24日(水) すずらん組クラス日誌・住田
すずらんの部屋には、小さな虫が出て来ています。私も子どもの前ではその虫を逃がす様にしているのですが、子ども達は「うわぁ〜虫や!虫や!」と言ってはティッシュを持って来てはギュッとしてゴミ箱へ…と。中には「殺して!殺して!」と言う子もいます。で、今日、昨日作ったこいのぼりを皆に見せて「目としっぽどうするか考えてきてね」と話だけして「じゃあ、こいのぼりさんまたね」となおしました。大きなこいのぼりをしっぽからたたんでゆくと「あっ!しんでしまった」と「違うよ、ねてもらうだけやん!」と言うと何人かの子が「死んだんや」「あ〜あっ、死んだ」と少しふざけて言い出しました。「ちょっと待って!死ぬって言う事がそんなに楽しいことなの?」「みんなで言う事なんか?」と。すると皆が「違う…」としゅんとなり、やってしまったという申し訳なさそうな顔に。「言葉って沢山あるし、使い方がむずがしいかもしれへんけど、どんな意味なんやろって考えて使ってほしいな。死ぬって言う事がどーゆう事なのか…」と虫の話もしました。色んな事が出来るようになり頼もしくもなったのに…少し悲しくなりました。これからも機会がある度に伝えて行きたいなぁと思います。


ちょっと ひとやすみ
4月25日(木) 事務日誌・安田
今日はたんぽぽさんのお部屋でみんなと一緒にいると“あれっ!?”って思う瞬間がいくつかありました。いつもトイレへ行くのを嫌だと言って泣いている子が今日は「おなかすいた〜」と泣いていたり、お弁当の用意をしている時にリュックをデロ〜ンと後ろへ反り返ってしまっていたり…。今週に入って保育時間がちょっと長くなったので木曜日まできて疲れてきたのかなって、ちょっと力の抜けたみんなを見ていて思いました。何とも言えないかわいらしさでした。あと一日頑張れっ!!


きれいに咲いてくれてありがとう
4月25日(木) 事務日誌・藤
チュウリップの植木鉢を片付けました。4月にみんなをあたたかく玄関で出迎えてくれた赤と黄色のチュウリップです。卒園した年長さん達が植えてくれたチュウリップ、毎年々かわいいい花でみんなの心を和ませてくれます。きっと新入の子ども達も不安そうに幼稚園にやって来たことと思いますが、満開のチュウリップを見てホットしたことと思います。球根を一つずつ、ていねいに植えて土をかぶせて一生懸命育てた花が芽をだして咲いた時の喜びはひとしおです。お花を育てるやさしい気持ち、きれいな花を見て、心があたたかくなる気持ち、そんな心が伝わるチュウリップでした。又、来年もよろしくと、きれいに洗って片付けました。


うれしいプレゼント
4月26日(金) ばら組クラス日誌・寺田
今日は在園のお友達と新入のお友達の「対面式」がありました。昨日のお帰りの時に「すずらん組のお兄ちゃん、お姉ちゃんが来てくれるんだって。プレゼントがあるって言っていたよ」などと話していたので、何となく覚えているお友達もいました。背の順番で汽車さんになり、お部屋の中でみんなで円を作って待っていると(本当はすずらんさんが中庭で見えないように待っていてくれたのですが)「おじゃましまーす」と住田先生と一緒に入ってきてくれました。そして、ばら組の円の周りをぐるっと囲んで、ペアになったお友達と、手をつないでくれました。(恥ずかしくて、つなげないお友達もいて、相手のお兄ちゃんは困っていました)そして、苦労のあとがうかがえる、お手製の「ケン玉」をプレゼントしてもらいました。すずらんさんがお部屋からいなくなった後、少しみんなで遊んでみたのですが、難しいらしくコップの部分を逆さまに持ち、玉を左右に揺らして(振り子のように)遊んでいるお友達もいました。壊したり失くしたりするお友達もおらず、みんな大切にしていました。おうちでも遊んでいるのでしょうか?(すずらん組さん、ありがとう)


けん玉、大人気
4月26日(金) こすもす組クラス日誌・金原
お部屋で対面式というものがありました。子ども達に「対面式って何か知ってるかな?」と聞いても「わからへん!」「しらん」とわからない様です。まずは何かという説明をしました。すると、年少さんから来ていた子は、なんとなく思い出したようで「ちっちゃいぐみさんのときもあったな〜」と言っている子もいました。そしていよいよ対面式の始まりです。ひまわり組の
お兄ちゃん、お姉ちゃんが入ってきてくれました。こすもす組の子は嬉しそうにしていますが、ひまわり組のお兄ちゃん、お姉ちゃん達は少し緊張しているのか、顔が強ばっている子もいました。みんなで「チュウリップ」の歌を歌い、少し和やかになりました。そして次はひまわり組さんからのプレゼントをもらいました。物はけん玉です。お兄ちゃん、お姉ちゃんに遊び方を教えてもらい大喜びで遊ぶ子ども達。かみしばいを読んでもらっている間もけん玉は大事ににぎったままで離さない子がほとんどでした。お兄ちゃん、お姉ちゃん達が帰ってからも、お弁当を食べてからも、けん玉は人気で、宝物のように大切にしていました。短い時間でしたが、子ども達にとって今日の対面式はとても楽しく大切な時間になったと思います。

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