その8
お弁当を冷やします
6月4日(火) ばら組クラス日誌・寺田
日曜日も暑かったですが、今日も一段と暑い一日でした。朝から暑かったので、ゆり・たんぽぽさんのハイキングも少し心配なほどでした。暑い中、緑・ピンクコースのお友達と朝の用意をしていると、お知らせの放送が入りました。放送が入る時は、何をしていても静かにする約束です。(泣いている子もピタリと静かになるのが不思議です…)今日はハヤピーの声で、「暑いのでお弁当を冷やします」という内容でした。プラスチックのカゴの中に子ども達の大切なお弁当を入れて、クーラーの部屋で保管します。コースごとに説明するのは少し大変でしたが、子ども達はすぐに納得してくれました。そして、お弁当になり「そろそろお弁当にしようか」と声をかけると「先生、今日お弁当ないで…」と言うお友達もいました。説明に時間がかかりましたが、またすぐに納得していました。幼稚園生活の中で、だんだんと適応力もついてきたように思います。


裸 足 で す
6月4日(火) 事務日誌・藤
「今日は裸足で外に出ていいよ」とみんなに声をかけました。「先生、足がチクチクする」「足があつい」と言いながら、じっと動かない子、だんだんなれてきたら「気持ちいいよ、ぬれても平気だし」と、そのうち泥の中に足をぐにゅぐにゅして気持ちよさそうにしている2人や、いつもぞうりに砂が入ったと言っては「先生、足パタパタして」と言っていた、Aちゃんが平気で砂の上を歩き始めました。これから少しずつ強い足になっていくでしょう。

「あ〜あ〜」?
6月4日(火) こすもす組クラス日誌・金原
日曜参観の日から気にも留めなかったのですが、今日は朝から「あ〜あ〜」と言う声が何度も聞こえてきます。何の声かと思い見てみると、扇風機の前に顔を近づけて声が震えて聞こえるのを楽しんでいるのです。一人がすると次から次へと順番にし、静かになったと思うと、外から帰ってきた子が「暑かった」と扇風機にあたりにくると次の瞬間また「あ〜あ〜」と始まるのです。誰もが一度はしたことのある「あ〜」は見ていて懐かしいなと思う半面、あまりの楽しそうにしている様子を見て笑ってしまいました。

感 動 で す
6月4日(火) ちゅうりっぷ組クラス日誌・小出
今日、運動場で体操が終わった後みんなであさがおを見てお水をあげていました。すると、その横ですずらん組さんが、お部屋で生まれたアゲハ蝶を逃がしてあげる所だったようで、その様子を一緒にみせてもらう事にしました。観察ケースの中の三匹の蝶が赤い花の近くにもっていくと、そーっと花の上に移り、静かに蜜をすっていました。みんな声も出さずに一生懸命その様子を見守って「わぁ〜かわいい」「みつをすってる!」と図鑑でしか見られない光景に感動していました。青虫からさなぎになって蝶になった様子をずっと見てきたすずらん組さんはもっと感動したことでしょう。一緒に今日の蝶をみる貴重な体験ができて、子ども達も私も、本当に嬉しかったです。すずらん組さん、どうも有難う!


ちょうちょ達
6月4日(火) ひまわり組クラス日誌・藤井
今日、朝礼の後あさがおの芽を見に行きました。「あっ!今日の朝、お水あげるの忘れたからあげとこ〜」その声に何人かの子ども達も「そうやった」「お水あげなくちゃ」とたっぷり水をあげていました。種まきをして芽が出ると、葉っぱが大きくなっていくのをとても楽しみにしていたようで、「もうすぐつるがのびるかなぁー」と観察していました。するとすずらん組さん達が、アゲハ蝶を放してあげようと集まっていました。朝「サナギからちょうちょになってんで!」とすずらん組のAくんが教えにきてくれました。ひまわり組のみんなも「ちょうちょ見たい〜」と集まってきました。お水をあげていた子ども達はじょうろを持ったままかけてきました。3羽のアゲハ蝶が赤いお花にのって羽をひらひらさせると「うわぁ〜!」と嬉しそうに見つめていました。「花の蜜をすっているのかな…」何人かのお友達はちょうちょの姿をじーっと眺めていました。あさがおの水をあげにいく子ども達…ちょうちょからはなれていく子ども達…とそれぞれ動き始めた頃、1羽のアゲハ蝶がやってきました。「あっ!ちょうちょが遊びにきたね」その一言に周りの子ども達は再びちょうちょの近くに集まりました。「あっ!ほんまや〜」「1ぴき(羽)遊びにきたんかなぁ…」と見ていると2羽のアゲハ蝶が“ピタッ”とくっていて羽をひらひら〜、まるでダンスを踊っているような姿に子ども達は「あれ〜一緒にくっついたで〜」「うわぁ…2人(羽)ラブラブやなぁ…」「チューしてんのんとちがう」「ラブラブやって…」次々に見に来るお友達に教えてあげていました。「アゲハ蝶も恋の季節かなぁ…」と言うと“恋って何?!”という顔をしながらもラブラブなちょうちょの姿をいつまでも見つめていました。


聖光カラーに…
6月4日(火) 事務日誌・奥村
ゆり組とたんぽぽ組のハイキングに行ってきました。遠足、山本公園と経験しているので子ども達自身も慣れてきて並ぶ動作も早くなってきました。ケーブルに乗ると「ウワァー!」と喜びの声をあげる子も!そして「先生“ケールルカー”ってすごいネ!」と話してくれました。線路が一本で前からケーブルカーが来た時は「ネェー前から来たけどどうなると思う?」と聞くと「ぶつかる!」「ぶつかれへんでーあのなこうやってすれ違うねんで!」と指を使って説明してくれました。そして前から来たケーブルカーが後ろに行くと「な〜すごいやろ…すれちがったやろ!」と得意気な様子でした。崖のぼりではほとんど泣く子もなく、たんぽぽさんも何度か挑戦してくれました。「ズボン汚れるからいや!」と言っていたゆり組のA君も1回やってみるとおもしろかったのか何度か登ってやっていました。新入の子ども達もだんだん聖光カラーになってきたようです。役員さん委員さんも積極的に動いて助けてくださいました。かなり暑かったですが、みんな元気に帰ってこれました。ありがとうございました。


自然の中で、伸び伸びと…
6月4日(火) 事務日誌・安田
今日は、たんぽぽさん・ゆりさんと一緒にハイキングに行きました。ハイキングといっても信貴山ケーブルハイキングです。子ども達にとっては新しい経験になることが、きっとあっただろうなぁと思います。ケーブルカーから見える景色は家がどんどん小さくなって見えたり、トンネルを通り抜けたり、みんなが斜めに見えるので、いつもとは違う景色にくい入る様に窓の外を見つめる様子はとてもかわいらしくて私も新鮮な気持ちで楽しめました。崖登りではみんな汗いっぱいかきながら、体も服も土にまみれながらで楽しみました。下見ではおい繁った草や枝を抜いて、すごく大変だしたが、今日子ども達がいきいきと自然に触れて遊ぶ姿を見て、そんな事も忘れてしまえそうです。(笑)今は自然の中で伸び伸びと遊ぶためには環境作りが難しくなってきている様に思います。が、すごくいい経験になるので出来るだけ私達もがんばりたいなと思います。

元気でね〜!
6月4日(火) すずらん組クラス日誌・住田
今朝、部屋を開けると「パタパタパタ…」と。「ん?」と思い青虫の方を見るときれいなアゲハ蝶が3匹、羽をひらひらとさせていました。「あっ!サナギから蝶になったんだ!」とおもいました。そして朝礼が終わってから逃がしてあげました。赤いお花が咲いていたのでそこにのせてあげました。ずっとせまい中にいてたのでどこかしら嬉しそうに花にとまっている様に見えました。子ども達も「きれいやな」「花の蜜のんでいるのかな?」と話していました。するともう1匹どこからかアゲハ蝶がやってきて、1匹のアゲハ蝶にピタッとくっついてとまりました。「先生!ほら見て!」「もう1匹きたよ!」「ラブラブやな」と子ども達もほのぼの見ていました。そしてみんなで「元気でねぇ〜」とさよならをしました。最初は黒い虫だったのが緑になり、葉っぱを沢山食べてフンをいっぱいして大きくなって…。生き物の成長をまじかに見れて私も子ども達もとても良い経験となりました。

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