1月15日(火) ちゅうりっぷ組クラス日誌・大西 
先週は“こびとのくつや”の劇あそびで場面あそびをしました。いきなりいきなり子どもたちに役を割り当てて劇をするのではなく、クラス全員で例えばおじいさんとおばあさんになって、どうやって靴を作ってたかなぁ?など登場人物の動きをイメージしてまらい、子どもたちにふくらませてもらって色々話し合いながら場面を作っていきます。絵本の絵が子どもたちのイメージの大きな源になっていますが“年をとったおじいいさんおばあさん”という腰を曲げて歩いたり、靴の皮を切る時、力を入れないといけないけれどゆっくりしか切れないことなど表現して楽しみました。日にちが経っていざ役決めとなった時、女の子はおばあさんに中々手を「あげてくれませんでした。腰を曲げての動作がどうも気に入らなかったのか…と思い返してもなかなか希望してくれません。おばあさんが6人揃わないと劇も始められないし困ったなぁ…と思いました。「おばあさんの衣装って長いスカートにしようとおもってるのよ」とか「スープをカップに入れることもするよ」と必死でアピールする私、こびと役に集中した女の子をもはやジャンケンでしか決める手だてはない!でもその前にちょっと間をあげて、他の役の子の所へ行って…と膠着状態から離れてみました。横目でちらちら見ると、女の子たちは依然円陣を組んだまま…すると斎藤先生が大きな声で「えーいいの?」と言われました。{??」と近寄ると彼女たちは話し合ってくれていたらしく、どういう経過かは見れていないのですが自分から「おばあさんする!」と何人か役を譲ってくれたようでした。役の表現あそびを楽しもうとしたのですが、予想外の子どもたちの反応に反省し話し合って解決してくれた、その成長に喜びを覚えた1日でした。