その1
うさぎだらけや〜
1月27日(月) たんぽぽ組クラス日誌・池川
今日は雨で、外で遊べませんでした。そこでいつも出している糸などの他に細長く切った画用紙を遊べるように置いておきました。子ども達は、それを使って輪にしたり、つなげたりし始めました。Aちゃんがうさぎの耳の形のようなものを作りました。「わ〜うさぎさんみたいだね。かわいいね。」と言うと「うん!!」と返事が返ってきました。そしてゴムをつけてあげ頭につけると大喜びでピョンピョンと飛び跳ねて遊びに行きました。その様子を見てまわりの子も「私もうさぎ作る〜!!」と大流行。男の子もその楽しそうな様子を見て欲しくなったようで作り始めていました。かぶった子はどの子も本当のうさぎに変身したようで、ピョンピョンはねていました。そしてとびっきりの笑顔でした。昼からもその流行はおとろえず、他のクラスからも作りにやって来るほどでした。大流行の結果たんぽぽ組の中はうさぎだらけで、子ども達も「うさぎだらけや〜」と大笑いしていました。うさぎになった子ども達はとてもかわいかったです。

こんどは取り合いに…
1月28日(火) すみれ組クラス日誌・坂口
今まで何回か、劇あそびをしてきました。それまでは毎回役も変わり、したい役をしてきたので、急に「今度からは、決まった役になったら、ずっとその役だからね。」と話しても「やっぱりネコがいい。」とか「明日はカエルする。」などと言って、まだまだ発表会での劇というものを理解していないようでした。そして「ここに草があるつもりね。」とか「本当はバナナを渡すんだけど、今はないから渡す真似だけしてね。」など、形としてないもの、見えないものを子ども達には理解出来ないようだったので、今日は実際に使う草と橋、バナナを用意しました。しかし今度はそれらばかりが気になってしまい、「僕、バナナ持ってへん。」とか「バナナちょうだい。」などと取り合いになってしまったりして全然集中出来なくなってしまいました。これからもう少し先になると、お面も付けて練習していったり、他のクラスの友達や先生に見てもらったりするのに、こんな事では…と、心配です。しかし、今のところ皆な楽しく取り組んでいるので、この調子で一生懸命頑張っていって欲しいと思います。

雪のお客様
1月28日(火) ばら組クラス日誌・寺田
10時に全体保育がお片付けになった後、10時半までお部屋で自由に遊び、ポッポのうたで゙、ご挨拶をして背の順番に並んで気持ちを切り替え、発表会の歌を歌う。というのがここ最近のばら組の生活スタイルです。今日は何と「おもちゃのチャチャチャ」を歌っている時に、雪がちらついてきました。普段はそのまま「春」を歌うのですが、「みんなのお歌で、お客さんが来たよ!」と声を掛け、しばらくみんなで窓の外の雪を眺めていました。たくさんのお客さんを見て、子ども達のヤル気も充分で「春」も暖かな歌声でした。その後の劇あそびも、今までで一番上手でした。ぬいぐるみのお客様や先生の注意よりも効果絶大の雪のお客様でした。


ケーキを作りましょう
1月28日(火) ホームクラス日誌・藤
ホームクラスに白いねんどがあります。いつものお部屋でのねんどとは色が違うので珍しそうに「白いねんどしていい?」と興味ありげに聞いてきます。ケーキやダンゴ・アイスクリームを色からくるイメージで作るものも変化します。きょうはAちゃんがスポンジを作りBちゃんが上にのせる飾りを作り、ケーキを作りはじめました。後できたCちゃんが「やっぱり、ろうそくがないとあかんやろう」7本のローソクを立てていました。こうしてステキなバースディケーキができました。

こんな本屋さん
1月29日(火) たんぽぽ組クラス日誌・池川
子ども達はごっこ遊びが大好きです。子ども達はいろんなのもになりきって遊びます。本屋さんというのも、よくあるごっこ遊びの1つです。子ども達の棚のかばんを入れる所に絵本を入れます。その棚の前にいすを置いてかこい、店を作ります。見ていておもしろいのが、本を買う時のやりとりです。子ども達はまだ字が読めません。そこでたよりになるのが、絵と本の内容です。買いに行く子が、「ねずみの本」と言えば、それをたよりに本をさがして売ってあげています。私が読んだ本を絵本棚に置いているので、本の内容を言っても本屋さんはちゃんとさがしてくれます。本の題名は誰も言わないのが、ゆかいです。私が買いに行き「いくらですか」ときくと「50円」と破格な値段にも思わず笑ってしまいそうになります。