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12月10日(火) すみれ組クラス日誌・加藤
クラスのほうれん草を収穫して食べました。まずは生でひとかけら。小さすぎて味がしないくらいでしたが、草っぽい味がほのかに口に広がりました。2〜3人を除いてほとんどの子がかじってみたいと言うので同じように、ひとかけらずつあげました。味覚に集中しているのか、妙に静かに口だけモグモグしてから「おいしい」と言っていました。ほうれん草は生ではシュウ酸が強く、身体の中で石を作ると聞きますので、ゆでて食べることにしました。自家製のため、土やら落ち葉やらを、洗い流すのに苦労しながら、プランター2鉢分が小さいお皿に一杯分のおひたしになりました。まずは味つけなしでそのまま。「味が濃い」「あま味ってこういうことかな?」「おいしい!」と私と橋先生が味見して喜んでいるのを見て、子どもたちも「食べたい!」となってきました。いつもなら野菜なんて、泣いて嫌がる子ですら「食べてみるわ」と言ってきました。次はポン酢で味付してのりで巻いて食べてみました。これは文句なしに「おいしい!」なんなら一皿分全部食べたいくらいでしたが、子どもたちが、早く食べたそうな目で見ているので、ひとりずつ、のりで巻いて持たせてあげました。野菜が苦手な子でも「もっと食べたい!」と言うくらいのおいしさでした。自分たちが種から育てて、採りたての野菜だとおいしさも格別だったのでしょう。 |
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