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12月15日(火) たんぽぽ組クラス日誌・川崎
2学期から全体保育が始まり、たんぽぽ組の子どもたちの遊びの場が広がりました。全体保育中、子どもたちはのびのびと弾けた笑顔で遊んでいます。お外は男の子に大人気です。わたしがお外当番の時は、子どもたちを誘って外に出ます。ある日、砂山のところにたんぽぽ組の男の子が集合していました。みんな大きなシャベルを持って砂山には長い樋(とい)が3本出ていました。そこにいたAくんが「せんせいもいっしょにこうじしよー!」と誘ってくれました。「いいよー。先生は工事の何を手伝ったらいいかな?」「ここに(樋を指さして)みずがながれるようにするねん」「なるほどねー」という会話から工事がスタートしました。3つの樋を組み合わせて川にするには、下に鍋を敷いて高さを調節するなど、色々と工夫をしなくてはなりません。私は子どもたちにあまりヒントを出さずに見守っていましたが、上手に川が完成しました。以前、年長組の子どもたちが樋を使って上手に川を作って遊んでいたのを見ていたことが今回の遊びにつながりました。女の子には、つり輪が人気になってきました。今は、ぶら下がって振り子のように身体を振っている段階ですが、それを繰り返していると手や身体に筋肉が付いて進めるようになります。上手な年長・年中組さんを見て、進むことを目標にする子も出てきました。年長・年中組さんの遊びがヒントになる全体保育は、子どもたちにとってよい刺激になっていると思います。
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