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本格的な冬が始まり、寒い日も増えてきましたが、子どもたちは外で元気よく遊んでいます。年少さんが、砂山でドングリを転がして上から水を流していました。しばらく様子を見ていると、どうやら水でドングリを流したかったらしく、苦戦していたようです。
そこで、”とゆ”(水を流せる筒)を出すと、さっそくとゆを使ってドングリを水に流していました。流せて大喜びの子どもたち。また次の問題が・・・。”とゆ”のつなぎ目から水が流れ出てしまい、スムーズに流れなくなってしまいました。すると、工事遊びが得意な子が、「つなぎ目に土を入れたらいい!」「下に土を敷いたらいい」と次からつぎにアイディアを出してくれ、”とゆ”を使ったドングリ流し遊びが、次々に発展していきました。
流す水は水道の水を使っていましたが、足りなくなったため、次から次に新しい水を使うのではなく、流して下でたまった水を繰り返し使えるように子どもたちに伝えてみました。「水を溜めるための入れ物欲しい」とリクエストがあったので、大きな桶を用意しました。これでいったん落ち着き、水流し遊びが少し発展して楽しそうでした。子どもたちの考えや声に少し耳を傾けるだけで、楽しさを共感しながら一緒に遊びを発見できたり、遊び方を知ったりできて面白かったです。年少さんの知識の広がりも感じて嬉しかったです。 |
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