その３
	長 い 一 日
	4月10日(水) 事務日誌・相良 今日から全員登園日となりました。しばらくの間、バスも2人乗りになるので、小林先生と一緒に赤コースのバスに乗らせていただきました。バス停に着くと不安そうに.していた新入さんも頑張って乗って来てくれて、年長さんや年中さんが楽しそうに話している姿を見てニコッと笑ったり和やかな雰囲気でした。幼稚園に到着すると泣き声があちらこちらから聞こえてきて、それに刺激されて今まで我慢していた赤コースの新入さんがバスから降りたとたん泣き出してしまいました。全員が登園した後、一度クラスに集まった後順番にトイレに行き、紙芝居を読んでもらうと、緑・ピンクコースさんはもうお帰りの時間です。泣き続けてた子も帰れると分かると涙が止まり乗る順番を待っていました。子ども達にとっても保護者の方にとってもとても長く感じられた一日だったと思います。
	身 体 測 定
	4月11日(木) こすもす組クラス日誌・金原 今日は全員でホールへ行き、身体測定をしました。｢身体測定｣と言ってもわかる子もいれば、初めてでわからない子もいます。お部屋で少し説明してから行きました。並んで座って呼ばれた子から前に出て測ってもらうことにしました。すると去年はとてもじゃないけどそんな状態では待ってられないし、中には怖くて泣いてしまい測ることもできない子もいたのですが、さすがは年中さん。泣く子もいないし、呼ばれるまでとても上手に待っていてくれました。思っていた以上にスムーズに終われたと思います。子ども達にとっての一年はとても大きいなと改めて感じた一日でした。
	涙の大合唱
	4月11日(木) 事務日誌・奥村 昨日泣いていなかった子が何人か泣いて登園してきました。何かわからず昨日は来たけれどやっぱりお母さんといるのがいい…。｢お母さん〜｣｢おうちに帰る〜｣と泣き声の大合唱が中庭に響いていました。何か遊ぶ方に誘ってあげると、すぅ〜っと忘れたかのように遊び出してくれる子もいるのですが、もう何を言ってもどんな事をしても泣きやまない子もいます。しばらくそーっとしておくしかありません。誰かが話しかけるとまた大声で泣き出すのです。毎年こうした事が繰り返されるのですが、しばらくするとあんなに泣いていたの？と思うほど活発に遊んでくれるようになってきます。今年も、昨年かなり長い間泣いていた年中さんの子が｢先生なんでこの子こんなに泣いてるのん？｣と不思議そうな顔で聞きにきていました。
	がんばれ〜！！
	4月11日(木) 事務日誌・安田 昨日は平気だった新入の子の中でも今日になると2日目で先がわかっているからか、淋しくなってしまう…。なんて子が何人かいました。その様子はほんとにかわらしくて“がんばれ〜！がんばれ〜！”って心の中でずっと応援してしています。 涙する子もしない子も新しい“幼稚園”という環境の中に入ってたくさんのお友達と一緒に過ごして刺激を受けているので、すごく疲れているだろうな…と思います。小さい体で今みんな精一杯なんですね。私も精一杯受け止めてあげたいなぁと思います。
	ばらぐみさん、すごいねぇー！
	4月12日(金) ばら組クラス日誌・寺田 今日はお部屋で身体測定をしました。バスの斎藤先生と小林先生が身長計と体重計を持って年少3クラスを回ってくださいました。みんな部屋に貼られた赤いビニールテープの枠の中におやま座りしていたので、2人の先生は驚いた様子で、｢ばらぐみさんすごいねー！｣と言われましてこの私も私の3歳の子ども達へのイメージを覆されるような落ち着きぶりにビックリしています。もちろんおしっこをもらしたり、泣いたりはありますが、運動場楽しい！おままごと楽しい！紙芝居おもしろい！という様子もこちらに伝わってきます。今日の身体測定でばらぐみは、身長90.1cm〜108.3cm、体重12.5kg〜28.0kgのお友達がいることがわかりました。この一年で、身体も心も意欲も、良い方向へ向かっていけばいいなぁ…と思います。
	ＮＥＸＴ