10月18日(金) すみれ組クラス日誌・大西
おいもほりのあと、大仏殿の下見に行った時、観光客の多さに驚いてしまいました。また、子どもたちがあの少しうす暗い大仏殿に入っていきなり大きな大仏を見て怖がらないのか、大仏殿に入るまでの立ち上がりの高い石段の上がり下り安全に出来るのか等々、気がかりな事が数点ありました。当日の天気予報にも悩まされた今回の遠足でしたが、大仏さまの絵本をみんなで見て、その優しいお顔や手のポーズを真似したり写真を貼って「会いにいきますねー」とメッセージを送ったり…当日朝はお天気も子どもたちに味方してくれて笑いの絶えないバスの車中。そして「せんせーうんちいっぱいやなー!」と降り立った東大寺の境内でした。お天気を逆手に取って下見の時より、観光客も幾分少ないようでした。春の飛火野では鹿のお出迎えを怖がる子もいたのに「かわいいー!おいでーー!」と手招きしたり、トイレで全員揃うまで“鹿さんウォッチング”に興じる子どもたちに成長を感じました。また、懸念していたあの本殿前の石段も当初手すりを使う予定が先頭のクラスの子たちが手すりなしで上がっているのに勇気をもらい、すみれさんも1人ずつしっかり自分で上がってくれました。大仏さまにも「おっきーなー!」「こんにわー」と泣いてしまう子は皆無でした。ゆっくり見て回る事が出来て、大仏さまの他にも、四天王の一人である広目天が筆を持っていることに気がついて「絵の具のふでといっしょ!」「なんかおこってるみたい」と教えてくれました。拝観も終わり下りの石段でしたがハヤピーも来て下さって、みんな自分で下りてくれていました。普段園内の階段も手すりは持たないで、しっかり上がり下りしてくれている経験が子どもたちの自信になっていたと思いました。早朝からお弁当、送迎などご協力ありがとうございました。