10月29日(金) 日誌・西川
朝から天候も良くハイキングにはもってこいの気持ちのいいスタートでした。今年の年長さんとは、普段から関わることが多かったので、十三峠を登ることが楽しみで、前日からドキドキワクワクしていました。体調を崩していたり、ケガをしていたりする子もいましたが、無理なく無事に登りきる事ができました。歩いている最中も、たくさんお話しをしてくれたり、先生たちの体調を気遣ってくれたりする子もいました。子どもたちの会話も面白く「十三峠」の看板を見て「山と上と下って書いて“とうげ”っていうねんな!」と漢字まで読めたり、疲れても「まだまだ若いから全然疲れてないし、カレー食べたらすぐ元気になるしなー!」と前向きだったり「頑張ったらマリオのゲーム買ってもらえるから負けられない(最後まで登る)と意気込んでいたり、しんどいながら、話や声に耳を傾けているといると色んな想いがあるんだなぁと笑ってしまいそうでした。又、ある子には「先生は何度十三峠登ったん?」と聞かれ「んー8回か9回かね!」と答えると「す、すごいな」と驚かれました。自分でも驚きです。何回登っても、メンバーが違うと、楽しさも、面白さも、見たり感じたりする景色も違うので、毎回それぞれの達成感も感じられます。プライベートではなかなか登らない山でも、子どもたちや、職員全員で登るととても楽しいので、きっと子どもたちもいろんな想いを持ったり、新しい価値感や、考え方が芽生えたのではないかと思います。コロナ、コロナ…と息苦しい日々から、十三峠を登ることで開放感も得られて心も身体もすっきりできました。年長さんとの想い出が1つ増えて本当に良かったです。