10月16日(金) すずらん組クラス日誌・井藤
今日は、若草山の遠足に行ききました。春の遠足の記憶がよみがえったのか、「今日もミッションあるよ〜」と言うと「えっ!またどろんこの所!?」とドキドキして聞いていました。(笑)今日は、紅葉がはじまったきれいなお山にのぼります。朝のバスでテンションをあげて出発進行!若草山の入口について「この山に今から登る」と言うと「え〜〜っ!」とめちゃくちゃびっくりしていて反応のいい、すずらんぐみでした。気合を入れていよいよ冒険のはじまりです。まず第一ミッションは階段です。ず〜っと続く階段をはじめは余裕と言っていたみんなも「まだあるん?」「どこまで?」と疲れ気味でした。でも最後まで頑張りミッションクリア〜。第二ミッションはすぐ横に見えた急な斜面ののぼりです。その横に階段があるのですが、今日は使いません。またまた「え〜〜っ!」とナイスな反応です。でも“よっしゃー行くでー”と言わんばかりにみんな一斉にかけのぼりはじめました。先生たちの方がヘロヘロです。先に着いた子は、頑張って登る友だちをすごく応援してなんだか嬉しくなりました。第二ミッションクリアー、みんな自然と「ヤッホー!」と叫びまくっていました。そして「景色やばい!先生みてー!」と奈良の景色を一望して感動していました。「すごいなーきれいな〜」と言うと「山の方もすごいで!」と深いみどりの木々や少し紅葉していつ木々が入り混じった景色にも見入っていました。第一第二ミッションが難関だったからか、次の第三ミッションの二つ目の山の上を目指そうでは、子どもたちが先頭で登っていってました。そして最後のミッションは若草山の頂上です。途中分かれ道で細い道があり、本当にプチ冒険の気分を味わいながら頂上を目指して歩きました。そしてやっと頂上到着。一番上から見る景色はやっぱりすごくて「うわぁ〜!」と大喜びでした。長い道のり本当によく頑張りました。頂上にはバスで教えてもらった「山頂342m」の木の看板がたっていて、それを見つけてまたまた大喜びでした。頑張って歩いたのでお腹もペコペコです。お友だちと話しながらホイル弁当もおやつもペロリ。天気も良くて雲一つない晴天だったので、おいしいお弁当がさらにおいしくなりました。帰り道にはドングリがたくさん落ちていてみんな夢中で拾っていました。その中でまさかの…ガケのぼりが始まりました。ひろっていたドングリの袋をみんな置いてガケを登って行きます。上には松ぼっくりが落ちていたようで、それを聞いた子どもたちは次々と野性児になって登っていきました。今回は、先生たちは見守り係りです。子どもたちが自分たちで安全に登れそうな所を探し、自分たちの力で、登ったり下りたりして楽しんでいました。そして自然と友だちに声を掛けたり、助けあったりという場面が生まれていました。思わぬ光景に子もたちの成長や、今大切にして欲しいと思っていたことが、出来て嬉しくなりました。普段の生活の中でも自然に出来たらいいなと思いました。