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10月16日(火) ゆり組クラス日誌・伊佐
今日は久しぶりの英会話の日でした。7月17日からずっと先生に会っていなかったので、丁度3か月ぶりの英会話で、子どもたちは大興奮。今日は「BINGO」という犬の名前を使ったリズム遊びと、ハロウィンのおばけたちの絵カードを使った遊びをしました。英語を聞き取るのに必死になっていたと思ったら、いつの間にか子どもたちは前から知っている単語のように、夢中になって英会話を楽しんでいました。子どもたちの新しいものへの吸収力のはやさに改めて驚かされました。そして最近、自由遊びの時や全体保育の時にプンプンと怒っている子をよく見かけることと、お友だちとの輪が増え話し出したら止まらなくなるゆりぐみの子どもたちに、いつもプンプンと私も怒ってしまっているということもあり、子どもたちに「おこる」ってどういうことだろう≠ニ考えてもらう時間を作りました。考えてもらうためにヒントとして中川ひろたか
作 長谷川義史 絵 の「おこる」という絵本を読み聞かせました。怒られてばかりいたり、怒ってばかりいたりする子が、最後に「なるべく怒らないひとになりたいんだけどなぁ」と一言つぶやいていました。その言葉をヒントに「どうしたら怒らなくなるだろう…」と考えました。子どもたちには、まだ難しかったかもしれませんが「お友だち同士でおもちゃの取り合いをしてもぉーっと怒ること」「黙っておもちゃを取り上げてしまうこと」「おしゃべりしすぎて先生のお話が聞こえなくなって先生が大きな声を出すこと」とたくさん怒ってしまう原因に子どもたちが気づいてくれました。なので、もぉー!!と怒っても気持ちは晴れないということで、ゆりぐみではひとつ約束事が出来ました。それはもめ事があった時にもぉー!っと怒るのではなく、きちんと自分の「言葉」で気持ちを伝える≠ニいうことです。「かして」「いいよ」「かして」「いやよ」「じゃあまってるね」と言葉でお話ししたら怒らなくても、気持ちは伝わるということを伝えました。少しでも子どもたちにこのことが伝わっていればいいなと、私は思っています。 |
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