12月13日(金) ちゅうりっぷ組クラス日誌・大西
「こびとのくつや」という絵本を何回か子どもたちに読み聞かせています。図書館には何種類か絵本があって子どもたちも「また〜よむの〜?」と言いつつも、この前読んだ本と絵や文が違う事にすぐ気がついて静かに最後まで聞いてくれます。このお話、くつやさんが眠っている間にくつが出来上がるというストーリーですが、今日は子どもたちに「今から先生のお指をよく見てねー」といって魔法の呪文を唱えました。「みんなは今から上手にくつがつくれるこびとさんになーる」そして2人組を作ってもらい、まず新聞紙を半分に手で破ることを伝えました。折り目をしっかりつけ、少しずつ切り離していくように言いましたが、上手くいくペア、そうでないペア、でも今日は失敗しても新聞紙はたくさんあるのでやり直しOKと伝えると、何度も挑戦するペア、先生を頼ってくるペアなどそれぞれでした。そしてここからが今日最高に子どもたちの気持ちが高まっていくのを感じられました。くつの作り方は大まかに新聞の真ん中くらいに自分の足を置いてつま先を折り返し、両端も真ん中によせるとするっぱみたいになる、くらいを伝えました。ペアのお友だちに紙を押さえてもらってテープを貼ってねと言い製作スタート!自分の足を包むように作る子、かかともしっかり作る子、とにかくどの子も「じぶんのくつをつくるんだ!」という気持ちがみなぎった感じがしました。床製作だったため、ハサミは使用できない事にしましたが、シール、お花紙、紙テープ、マーカーなどで「世界に一足だけの自分の靴」がそれぞれ出来上がりました。それはそれは絵本のこびとさんもびっくりのくつが揃いました。